I was stage gazer

星を追う

ミュージカルあなたの初恋探します

f:id:a9azzzzz:20180731072041j:image

2年ぶりのオリジナルキャストでの再演!作品自体は3年連続上演されています。

久しぶりにたからづか以外のお芝居を見てそういえばわたしヅカオタじゃなかったな?(基本的には)という事を思い出しました。

村井さんが出ているお芝居を見るのも久々で…そして通路から1席入ったところのお席だったので最前より近くで顔が綺麗……しました。相変わらずお顔が綺麗。

村井さんのオタクとしてはこの2年の間に村井さんがどんな作品に出演されてこられたか知ってる訳で色んな事を思い出し、お歌がより安定して聞ける…!音域が広くなってる!しっかり歌えてる!など思う訳ですが、お芝居としては初演から3人の相性がとても良くてその仲の良さがしっかりお芝居に反映されているところがとても良かったなと思っていたところが、さらに広がってもっと自由に楽しくなっているという気がした。

駒田さんのマルチマンがいくつか役が減っていてあの役がないーーーー!!というショックはあったけどその分お話がすっきりしたのかな??

初恋探しは客席参加型ミュージカル(?)なのでヒュー!ヒュー!とイエー!とか客席からのアクションを求められる事も多く、大変賑やかしい作品だけどお客さんがリアクションしやすいように客席にドヤ顔したりウインク決めてくるのが楽しかった。なかなか見られない村井さんのキメ顔………!!!!!

村井さんのミニョクは人を放っておけない優しさ、とか情けない部分だけを出してるんじゃなくて人間的な魅力がある人だなとより感じたし、ジョンウクは胡散臭さが上がっててかなり怪しさ満点な感じだった…こうちゃんと人のツボを付いてくる感じも胡散臭さ満点な感じで…あとより韓国人らしい振る舞いも増してたんじゃないかと???よくわからないけれど相変わらずの別人of別人っぷりがすごくてミニョクはごはんですよのキャラクターにやっぱり似ているし、顔芸がすごい。とても面白い顔をしている。

村井さんの舞台の上での表情がとても豊かな感じがとても好きなのでそれを堪能できるのがとても良かったしやっぱり好きだなってなった。

アンリタの彩吹さんは本当に素敵な女性で好き……!!ってなるしかないんだけどアンリタの夢見がちで怖がりなところとか強く振る舞いつつもミニョクに絆されてしまうところが好きなんだけどミニョクとの恋に落ちていく瞬間、ときめきを感じた時の表情が本当に良くてアンリタがときめいているのを見ているからミニョクの魅力がわかるというか、見ているこちら側もミニョクにときめいてしまうところがある。それにしてもお歌が上手い本当素敵な女性だしコメディエンヌって感じのコミカルなお芝居が本当に似合うし宝塚を見るようになって彩吹さんのタカラジェンヌたる部分にも萌えてしまう(足の上げ方が宝塚のそれ)のでとても楽しい。アドリブへの柔軟な対応も本当にうまいなー!!(本当に自然な流れなのでアドリブと気づかなかった)

マルチマンの駒田さん、本当にこの作品はマルチマンがいないと成立しないくらいの活躍っぷりなんだけど自由に見えて実は一番自由がない、というか作品のために一番しっかりしていないといけない役なんだなと再演で改めて思って本当に駒田さんの凄さを思い知る…本当にすごい人なのはわかっているんだけど愉快な役所なのでついつい笑ってしまうというか…お客さんを乗せていくのもマルチマンのお仕事なので本当に駒田さんがいてくれないとこの舞台は成り立たなくて、お歌を歌えばうま…っ!!!!ってびっくりするしおもしろいし、でもジェシカのインパクトは初演の方が強かったかなら??ジェシカ…!!!!!鳩ぽっぽ席に座って餌の韓国海苔を頂きたかった。

あと特筆したいのが、かなり舞台変換が多くて暗転も多い(出演者が少ない分つなぎが多くなる)作品だけどその間をきっちり埋めてくれるバンドの存在がとても大きくてバンドの皆さんも出演者だなと強く思う作品で本当に毎回毎回バンドの皆さんにも大きな拍手をできる事が嬉しい。もちろん表に出ていないスタッフさんたちのご助力も大きいと思うけれど見えている範囲ではバンドの皆さんがお芝居に参加している感じもこの作品の好きなところだなと感じている。

東京公演が終わってしまいあとは地方公演を回るだけなんだけどこのお芝居が東京大阪以外のお客さんにも見てもらえるのはすごく嬉しい!(ただし地方のキャパが大きすぎる)色んなところの皆さんに楽しんでもらえますように〜〜福岡とかだと韓国から近いし韓国のお客さんとか来たりしないのかな〜〜〜

初恋探しはまだまだ続きます〜〜〜

雨に唄えば〜Singin the rain

赤坂ACTシアター 月組公演  : 雨に唄えば

f:id:a9azzzzz:20180701135638j:image

ラストパーティーと雨に唄えばは同時代の話、と気付いてあまりの作品の落差とテンションの違いにびっくりしたし、ラスパ雨唄のはしごは割とテンション的についていけなかった。

明るくハッピー!と言われるけれどリナに関する云々の話は手放しで笑えない部分もあったりして、でも基本的にコメディだし笑ってればいいか、と思う部分とやっぱりみんなうまいなぁとしみじみしてしまった。月組のモブ芝居が大好き(絶対無駄に細かい設定作ってる)のと後ろにいる人たちを見ているのが楽しいって事がこんなにあるとは思わなかった。楽しい。

初日から2度目3度目と繰り返して見るとちょっとした言葉のニュアンスだったり間の取り方が格段に変化していてすごく楽しい。

初日にネタバレなしで見る楽しみもあるけど作品がいい感じにまとまってきたなと思える公演期間の中日あたりに見るのが良いのかもしれない。

やっぱり見所はタップダンス!ドンとコズモの幼馴染感というか息の合った動きを見るのが楽しいし、2人の動きのシンクロ率が進化してる、1幕終わりには本水を使った土砂降りのシーンもありエンターテイメント性が凄い。なんか夢かわいい雰囲気のシーンとあって夢かわいい(使い方あってるのか知らない)ドンがキャシーに告白する場面のゆめゆめしさ。

映画を作る話だからか映像を使う演出が多いのはちょっと残念と思いつつ映像でダレる訳でもないので、あとドンとリナの映画スターとしての見栄えを実感出来る楽しさがある。

キャラクターとして、ドンがコズモにだけは少し甘える様な態度を見せるのも可愛いし、ドンの傲慢なスター!という態度の中に少しだけかわいさというかどうしても好きになっちゃう感じが中の人の感じでずるい。とても素直に人の言うことを受け取る人だなって言う可愛らしさなのかもしれない、ちょっと見知らぬ女の子に言われたくらいで映画スターとしての自分を不安に思うのとか。

コズモは何でも出来るし、頭の回転がめちゃくちゃ早い…何でモテないちょっとコミカルなキャラなんですかね…??絶対モテるよ…??ドンの事を心配そうに見ている表情とか、人の懐にひょっと入っていく人懐っこい感じ(人の心をくすぐるのがうまそうとか)やっぱり中の人をちょこっと感じるコズモなのが好き。

リナのゴージャスな美人感と愛され慣れしているどころが本当に可愛い…ゼルダとの友達〜〜も可愛いし本当憎めないところが多くて可愛い…まあ性格は悪いしアホだけど可愛い…

長いものに巻かれちゃう雇われっぽい監督とか(リナちゃーんの言い回しが最高)リナにつく発生法の先生👩‍🏫(リナちゃん褒め上手)とかドンとコズモに振り回されるアドリブ担当の発生法の先生とか👨‍🏫1人1人のキャラクターがきちんと確立しててお芝居がしっかりしてて楽しいし、何より役名のないモブのお芝居もすごく細かくて映画を見ている観客役、とか撮影時のスタッフとか、この人数で何役も兼役しているんだけどとても人数多く見えるし1人1人見てると目が足りませんね、ってなる月組のお芝居もとても好き。みんなバラバラの事を好き放題しているように見えてちゃんとお芝居としてはまとまっているというか好き放題に見えるけれどそれは全部全体のお芝居を作るためにやってるんだなって感じるところがとても面白くて好きですね…

お話的に繰り返してリピートする作品ではないのかなと思いつつオタクなので自分なりの楽しみ方を見つけて何度見ても新しい発見があって楽しくて終わってほしくないなぁと思いつつ、マイ楽までしっかり楽しむ…下級生の子たちのお名前が分かってくるの楽しい…!!これがヅカオタの楽しみ方か!!!!

 

マイ楽をすでに迎えてしまったけど初日から見て来てマイ楽がいちばん楽しかった、こんなに楽しめるとは思わなかった!!!と思うくらい本当に楽しくて楽しかったありがとう月組公演雨に唄えば……

 

お前は娼婦 / 俺は娼婦

お前は娼婦、俺は娼婦の掛け合いがあまりにも衝撃的でむしろそこしか歌詞をはっきり覚えていない、月組公演『THE LAST PARTY ~S.Fitzgerald's last day~』

f:id:a9azzzzz:20180621230633j:image

kageki.hankyu.co.jp

ちょっと古めかしいとっつきにくい作品なのかなというイメージを持っていたら全くそんな事はなく、むしろ好きなタイプの作品で思わずチケットを増やしてしまった。

演出にやや思うところはあれど(そのセンスどうしたの??ってすこし気になるところ)ある役者がスコット・フィッツジェラルドの人生を演じる舞台での役作りの過程を見る、フィッツジェラルドどう演じようかと考える役者と演じられた作られたフィッツジェラルドがそこに存在する、というような舞台の上の真実と虚構が混じり合うような作品だった。主演のフィッツジェラルド/TUKISHIROは主役であり、ストーリーテラー的な役割で本当にセリフが多くて大変だろうなと思った。

フィッツジェラルドとスコットフィッツジェラルドを演じる役者(TUKISHIRO)がはじめはいったりきたりしているけれどそのうちにだんだんとどっちなのか分からなくなってしまうようなもちろんその2役をはっきり切り替えて演じる場面も素晴らしくてすごくお芝居らしいお芝居を見た、と思った。ちゃんとミュージカルらしいナンバーもあるしちゃんとミュージカルでもあるけれどすごくお芝居らしい、お芝居。

 フィッツジェラルドの作品についてもその人生についてもほとんど何も知らなかったけれどあまりに優しくて弱くてとても美しかった。すぐ感覚の話をしてしまうけれどすごく美しい話だなと思ってしまった。何より舞台の上に綺麗な人間しかしない宝塚だけれどそういう事じゃなくてこの人の人生がすごく愛おしくて美しかった。多分愛情を持ってフィッツジェラルドが描かれているせいただとおもうけれど。

わたしはこの作品について随分とフィッツジェラルド贔屓で見てしまっているけれど出てくる人物が全員人間らしくてとても好き。

創作者の苦しみ、はよくわからないけれど身を削って自らを晒しつづけながら生きるフィッツジェラルドが愛おしくて美しくてしょうがなかった。

あと本当にフィッツジェラルドが出ずっぱりなので演じる側は大変だろうなと心配したりしたけれどそうやってずっとフィッツジェラルドの姿を見ているから余計に感情移入しながら見てしまうという構造なのかもしれない。

お前は娼婦〜 / 俺は娼婦 はヘミングウェイフィッツジェラルドを批判するときに身体を売る代わりに才能を売っている、と芸術家として創作するべきだ、という批判の言葉だけれどあまりにもヘミングウェイフィッツジェラルドの才能を愛して、失望している事が分かるけれどもパワーワード過ぎてどうにもこうにも…フィッツジェラルドヘミングウェイの最初の仲が良さそうなシーンからあまりに冷たい視線でフィッツジェラルドを見るヘミングウェイという移り変わりも大変に楽しい。

(中の人、という視点でどうしても見てしまう部分もあって余計にううとなってしまう)

フィッツジェラルドを取り巻く3人の女とかマックスウェルとか人としても芸術家としても褒められる様な事が少ない人なのかもしれないけれどどうにも破滅的で美しく思えてしまって、とても美しい作品だなと思った。

あまりに美しい、以外の言葉が出てこないけれど表面的な美しさももちろん、その精神性が美しいみたいなあまりにも脆くて弱くて優しい人間らしい美しさのある作品だなと思った。

出演者の話をすると、主演で真ん中にいる月城さんを見て改めてこういうお芝居をする人なのか、と気づいた部分もあるしやっぱり単純に上手い人だなと思った。出ずっぱりでもぶれる事なくしっかりと真ん中にいて素晴らしい主演だった。

ゼルダ役の海乃さんは美しさ、とその激しさもさる事ながら月城さんとの相性が最高で2人の歌声とか演技が合わさる幸せをとても感じてしまった。本当に素晴らしい相手役だった。ゼルダが壊れていくときの演技を見ながら次のエリザでのヴィンディッシュ嬢もすごく楽しみになった。すごく大人っぽくて綺麗な方だなぁと思うけれどゼルダのゴージャスさもすごく似合っていてとてもよかった。

出番的には少ないんだけど強烈な印象を残していくヘミングウェイの暁さんにはどうにもひえぇってなってしまうんだけどヘミングウェイのラストにも泣いてしまった。誰よりもフィッツジェラルドの才能を信じて愛して同じ作家であるゆえのもどかしさとか苛立ちとか彼にしか持ち得ない感情なんだなと思うしその執着もまた作家であるがゆえなのかなと思ったりご本人のイメージがとても強いからか、こんな表情をするのだなぁとかこんな目をするのだなとかいちいち新鮮だったりもして、これからが楽しみだなという気もした。

組長さんが上級生娘役の立ち位置にいるのも月組ならではだなー!と思って楽しかったし、やっぱりフィッツジェラルドを取り巻く3人の女、をきっちり固めてきていたのが良かった…!!

全体的に若いと思うんだけどしっかりしたお芝居をするカンパニーだ、と思ったしわたしがとても月組らしいなと思うお芝居だったのでそこも多分とっても面白いと感じる理由のひとつ、なのでチケットも増やした事だし、またこのお芝居をじっくりと見られる事を楽しみにしている。

ある3ヶ月の記録

2月9日に始まった宝塚月組公演『カンパニー/BADDY』が5月6日に無事に千秋楽を迎えまして、約3ヶ月楽しかった、あと今回初めての事を経験したのでそれの記録もしつつ。

 

 まず初めに 

宝塚はチケットが取りにくいイメージがあってどの公演も1回見られれば十分じゃないかと思っていたのがひかりふる路で大分やらかしてチケット増やせるんだな…!?と気づいてしまったのでそれを踏まえて行動したカンパニー/BADDYは大分効率的にチケットを増やした…経験が生きている。

 

早めに決断しよう

月組ならきっと複数回見ても面白いはず!でもポスターを見る限り面白いのかよくわからないな?と思って初日の前に抑えていたチケットは2枚、初日のスチール写真が出た瞬間に絶対に今すぐ見たいと思って初日の翌日に当日券に並んだ、どうしてももっと見たくなるはずと思い、前楽のチケットを抑えた。この時はまだ普通にチケットが買えた…!!早めの決断が後から生きてくる事を学ぶ。

連休中にもう1度当日券に並ぶか悩んでやめる、今考えるとここで並んでおいても良かったのでは…?

大劇場公演が半ばくらいになったところで東京公演の先行をしていたりして大劇場でいっぱい見るからいいやと油断していたらチケット取り逃がす。 

 

おや?だんだんと様子がおかしくなっていく

2度目の観劇でどうしてももっと見たい、マチソワは無理なので2月の週末から3月の2週目までの週末をほぼ宝塚で過ごす日々が始まる。毎回楽しかったしどうしてこんなに何度見ても楽しいのかとても不思議だった。正直お芝居の方は複数回見るのが辛い部分もあったけどなんとか自分なりに楽しみ方を見つけて楽しむ事を覚えた。

段々自分がやばいものを見ている自覚が沸いてきたので楽日が近づくにつれてどうにかチケットを増やせないか思案し始める。

平日有給、土日はあらかじめ譲渡でチケットを探しそれでもだめなら当券並びからのマチソワも意外とといける、大劇場公演なら!(東京は平日は開演の1時間前くらい、休日は10時すぎには立ち見券も売り切れるはず)ソワレの当券(座席券)からのマチネは立ち見券という手がある。開演してからもチケットが買えるので2幕に間に合わせて2幕から見る事も可能(その手がある事を知らなかった) 

 

 

東京は世知辛い

大劇場公演ではやすやすと買えたチケットが東京公演は全然買えない。先行も落選ばっかりで心が折れる。でも必ず譲渡が出るので、譲渡で増やしたのと、なぜか一般発売が終わってからもチケット抽選があったりするので某チケット掲示板のプレミアム会員は十分に元が取れる。(回し者)

東京公演あけてすぐのチケット持っていたけどをどうしても行くことが無理で友人に譲ったけれど、別日(月末)にチケットあるので行きませんか?と誘われる。騒いでおくとチケット譲ってくれる人がいます(大事)しばらく予定先だな〜と思って落ち着いていたけど、突然いてもたってもいられず平日に追加を決意、平日のミッドタウン日比谷もまあまあ混んでいたけど快適でした。

久々に見たらシャブが決まりすぎて困った。シャブ中にシャブの味を思い出させた。

悪い事がしたい〜って言えばなんでも許されるような気がして怖い。 

 

〜初めての宝塚〜 First Takarazuka

2月の中旬くらいからずっとBADDY!!!!という字面を見続けた宝塚にあまり興味のなさそうなフォロワーさんにBADDYという単語が浸透している事を知る。気が狂った様子を見せ続ける事で興味を持ってくれる人もいます。全然関係ない話をしていたダイマに乗ってくれそうなフォロワさん(初宝塚)を誘い、なぜかチケットを余らせていた日に連れて行った。(譲渡に張り付いているとチケットを余らせてしまう事もある)まず宝塚のお決まりの用語すらわからない!と言って観劇後に宝塚用語集を見ていたけど何がわからないのかがわからなくて困った。BADDYの実況CDをお買い上げくださったのと、上田久美子先生つながりで神々の土地を貸した。素質がある。歌劇・グラフにキャラクター設定がたくさん載っているけれどそれらを全て集約出来ていないのでそれぞれのページを開いてここ読んで!!ってやるのはとても大変。まとめてくれればいいのにな。

 

初めての経験

宝塚を定期的に見るようになって約1年、気を狂わされていると思ってから約半年、ここに来てまた新しく初めてを経験した。

平たく言うとお茶会に参加してきました。申し込みすらどうやるのかわからなかった頃からすると大分進歩。劇場で会の人に声をかけて申し込み用紙をもらったり、会に入ってる人にお取次を頼む方法がある。お茶会の日程がいつかによって締め切りが早かったりするので参加したいと思ったら早めに行動する事が大事だなーと何事も早め早め…何着て行こう?どうしよう?と相談する人がそばにいると安心、初めての時は誰かに同行してもらうのをお勧めする…役解釈の話を本人の口から聞けるのが嬉しかったし、とても面白かった。お茶会の後に観劇してああ〜となるのもまた楽しい。

あと本当に実在するんだなーと…初めてがここで本当に良かった。一番面白かったのはGWが二つに別れている(平日を挟む)事が解せなくて世の中は厳しいという結論になっていた事(お芝居関係ない話)あと本当に別世界に来てしまった感じもして面白かった。

 

また予定外の事をしてしまった

GW中に観劇・お茶会をすませマイ楽を迎えたはずだった、が別の予定で東京に行きそのまま帰る予定のはずがどうしても後1回と当日券で追加。こうなるくらいなら譲渡出てたから抑えておけば良かったのに!早めの行動はやっぱり大事でも1泊追加して当日券並んでも円盤買うより安いのは困る。その前に実況CDを手に入れていたからエンドレス BADDYでも今劇場で見られるものと全然違うじゃないか、劇場で見たい!!!見せて!!となるので実況CDを手に入れてしまう事の危険性を感じる。実況CD買うの我慢しよう(売り切れます)急遽増やした公演もその翌日にライブビューイングで見た大千秋楽公演も本当に良かった。千秋楽の直前に生で観劇できる機会を作れた事が嬉しかったので次からはあらかじめチケット抑えておきたい(次はエリザ)

 

チケットの取り方から増やし方から何もかもとにかく見たいという気持ちで行動した故に付いてくる結果なので何事も経験だし人は欲望には勝てない

何より今回良かったなと思ったのは月組のお芝居がめちゃくちゃ好きな事に気づいた事…好きな作品を上演した組だから(グランドホテル)そのまま延長戦で贔屓目で見ていると思っていたけれどこの組だからこんなに面白いお芝居が作れるし、お芝居がちょっとしんどいなと思うところも楽しめたのかな〜と思うと本当に感謝しかないので月組の皆様本当にありがとうございます…お芝居がめちゃくちゃ細くて端から端まで見ていたかった。みんなモブ芝居でさえ作り込みが細かくて好き。裏設定色々考えてるんでしょ…台詞のないお芝居の人間関係のあれこれの妄想が捗りすぎる。楽しい。

 

退団者の皆様におかれましても新しい未来が良きものでありますように…

 

最後に

一気にエネルギー注ぐと1ヶ月くらいは使い物にならないのでしばらくのんびりしようと思ってるうちに雨に唄えばがあってエリザがすぐやってくるし多分心は全く休まらないままチケット取りを頑張る日々がやってくるしその隙をついて他の組も見に行くんだけどシャブが決まると怖いのでほどほどにしたいほどほどに

Take me out 2018

再演の報を聞いてどうしても見たいと思いつつなかなか都合が合わない&踏ん切りがつかないままチケット手配を怠っていたら当日券チャレンジしかない状況になり、体調との兼ね合いでやっぱり行かなくてもいいかなと思いつつ見たら見たでやっぱり見てよかったーーーー!!ってなる作品でした。

でもこの作品について語ることは難しくてというか自分の内面についての部分に触れざるを得ない作品だなと思うのであまり客観的になれずに目の前に鏡を突き付けてられているような気分だった。

初演からかなり変更が加わっていて分かりやすくなった部分と、初見でついていけるかな?って不安になった部分があって再演のほうがとても救いがあるラストだったし、ダレンが自分の事を告白する部分は初演のほうが分かりやすかったな~と。ここでまずみんなついていってる??って不安になった。

でも全体的には再演のほうが分かりやすさがあるんじゃないかなと思ったような。

初演も再演も1回きりなので記憶があいまいだしかなり主観的になるんだけど見た人と色々話をしていて思ったのはキッピーの”善性”とデイビーの”善性”の話だったり、シェーンの与えられなさとか、カワバタの野球しかないみたいな発言だったり、ダレンの告白によってみんな己の被っていた皮をはがされた様な状態になると思ってるんだけど、そのなかでいかに傷つけあわずにいられるか、みたいな。ひた隠しにしていたかった部分をむきだしに晒してそれでも強くあるダレンが恐ろしくてとても怖い。

ダレンの正しさみたいな部分がみんな怖いんじゃないかと思っているというかわたしはみんなシェーンみたいな態度になってもおかしくないと思っていて、自分が”差別”をしない人間だという振る舞いをすることがとても怖い。

キッピーは自分の善性を信じていてそれを周りにも求める、”善く”あろうとする人間で、デイビーは神から与えられた善性を信じていて神から与えられた善性から外れる事を善としない、シェーンはそもそも”善”とすることが分からない、それでも自分の振る舞いが世間一般から正しいとされる事ではないと気づいている、ダレンは自分が神であるし、信じているのは自分だけ、メイソンはダレンによって”善”を肯定されたと思っている。という個人的な視点から見ていてわたしはシェーンの立場のような人間なのでダレンがとても怖い。

ぼくたちは”楽園”を失った、の”楽園”は決して楽園ではないというか楽園というイメージの場所だと思っているし”Take me out"、わたしを連れ出してくれるにもぼんやりと考えると思うところはあって明確に解釈してこうだと思う、みたいな答えがある作品ではないのかなと思うしこの作品を見てぼんやり自分を顧みてあれこれ話したり考えたりする事がこの作品を見た上で大切な事なのかなと思ったり。

表面的に分かりやすい違いだけじゃなくて、人はそれぞれ理解しあえなさを抱えて生きているんだなというか多様性を多様性のまま排除するでもなく”理解”しようとするでもなくその先にあるものって何なのかまだよくわからないし、ダレンもデイビーもキッピーもシェーンもカワバタもメイソンも己を殺さず生きられる”楽園”はどこにもないと思っているけれどそれでも再演においてこのお話にはとても救いがあるなぁと思った。

翻訳モノの抱える難しさはありつつもこの作品は本当にお芝居としても凄く好きであのセリフ量でたま挫折しそうになりつつもちゃんと拾い上げてくれる良作だなーと思っていて、本当に大好きな作品なので映像に残してくれるのが嬉しいけど映像に残るということは映像に残った分の公演がこの作品の唯一のものになってしまうのがちょっと寂しい。お芝居は生もので毎日見るごとにちがって映像に残らないからこそそれぞれの見たものを唯一として語れる良さがあると思っていて、映像に残るとその日のお芝居が唯一として残るのがすこし複雑な気分で、という余談。

東京で悪い事をした(日記)

BADDYというシャブを最後に味わってから1ヶ月弱、手持ちのチケットは4月末どうやって耐えようかと考える間もなく平日のチケットを譲って貰えたので平日に遠征してBADDYを見る、という悪い事をした。

悪い事は楽しい〜!と思ってとことん悪い事をしようと目論んでいたけれど体調が優れず観劇する以外の予定を諸々諦め、観劇のみの遠征これもなかなかBADDY、BADDY(言いたいだけ)

 

本当はオムライスが食べたかった。

tabelog.com

次は絶対行く…

 

あいにくの天気だったけれどオープンしたばかりの日比谷ミッドタウンからはクリアはシャンテを通じて直結だけれど東京宝塚劇場は一旦地上に上がらないと入れないので少し残念。 

BADDY観劇前後には日比谷ミッドタウンの中のパン屋さんにソフトシェルクラブのサンドイッチが売っているのでおすすめ。BADDYでからんシェフが売っているのはロブスターサンドなのでカニとエビの違いはあれど気分だけでも…わたしはエビのキッシュにしました(こだわり)

www.hibiya.tokyo-midtown.com

 

久しぶりのカンパニーは久しぶりの高野悠の存在感にビビりつつ(格好良すぎる)、蒼太くんの女教師のものまねが大劇場公演の時よりもずいぶんとキャピキャピしていて可愛らしく、高野悠と那由多の白鳥の湖の王子の衣装は色味も大分違うんだな〜と今更ながらの気づきを得て、新解釈白鳥の湖で高野悠に絡まれる青柳が思わず口を抑えていたけどキスはされてませんよと心の中で突っ込んでおいた(しそうな勢いはある)あと青柳さんというかたまきさんの鼻筋が美しいな〜!となったので新しい気づき、楽しい(今更)沙良と高野悠の幼馴染、というか兄妹のような関係がとても微笑ましくて沙良をわがままな妹が可愛くてしょうがないみたいな視線で見守る高野悠の表情がとても好き。

 

お芝居の変化を楽しみつつ、オケの管楽器の方が調子が良さそうでカンパニーのコーラスをなぞる部分がきっちり聴こえてとても良かった。

 

どうしても大劇場の方が劇場の造りなのか、音の響き方なのか、それとも慣れなのか分からないけれど存分に楽しめているな!という気がして東京に来た時に見るとどうしても俯瞰で見てしまって大劇場でみるときのアドレナリンが出る感じ嫌が応でもテンションの上がる感じになれなくてこの格差をいつか埋められるといいな!と思ってしまう。それでもBADDYは最高!!!!!BADDY!!!!!!!BADDY!!!!!!!!

ショーというよりもはやBADDYという物語を全力で楽しんでいるのでショーとは…という気持ちになるけれど格好良い部分はビシッと格好良くて本当月組の皆さんの個性が出過ぎてて目が足りない…色んなとこで好き放題色んな事するのはやめてください!!!!格好良い!!!!好き!!!!!!!!!

バッドボーイズカフスボタンが個々それぞれ違っておしゃれで可愛いという情報を得たのでチェックしたい…スイートハートさんのカフスボタンは宝石みたいなちょっと大きめのやつでギラギラしてて可愛かった。 

みんな格好良いよー!みんなの格好良いとこ教えてーーーーーー!!!!俺のターン!わたしのターン!ってとこ教えてーーーーーー!!ってくらいに全体的に好きなんだけどもはや箱…組推しだけど圧倒的に目が足りない…みんなそれぞれ面白い事してるので見て欲しい…ちょいワルレッスンとか決めポーズもそれぞれだし登場時のサングラスでさえみんな個性出ておるし…わたしは白い縁のサングラスの子が気になる!(誰か分かってない)

お芝居とショーの楽しみ方は別というけれど個々の個性を活かして生き生きとしててとても楽しい。みんな表情だけでお芝居を見せるのが本当上手くて…目が足りない…あと下級生の子たちが99〜くらいからわからないのでわたしはもうちょっと頑張りたい…!凪七さんにお顔が似てる子と、あやなぎしょーさんに似ている子がいる(個人的に)

BADDYでアフリカ系のピースフルプラネット住人の大楠てらくんがロケットでめちゃくちゃ目立ってて面白いので…180cmあるんだっておっきい………

 

-----------スイートハートさんのターン--------------

二階最前列というお席だったのでオペラを覗かなくて十分に楽しめる距離だったけれどどうしてもついつい覗いてしまい、何度も見ているはずなのにスイートハートさんのアイメイクの美しさに惚れ惚れしてしまった。二階席から見下ろした時の目元の美しさがまた格別で…特に伏し目がちになった時の美しさ………久しぶりに見るせいか、随分と男性モードだった様な気がして中詰の悪い事が〜したい〜ですごくときめいた…未だ嘗てないほどときめいた…格好良かった…歌ってる時とか踊ってる時ももちろん格好良いけれどなによりそこに存在する時の目の惹き具合というかまぁ、その存在感が凄く好き……あとたまに髪の毛を払う仕草がとても美しくてそれだけ見られただけでもいいもんみた気持ちになる…

----------------------------------------------------------------

 

 お芝居での高野悠とスイートハートさんが同一人物だと思えなくて未だに戸惑う(高野悠も好きだけどやっぱりスイートハートさん派なので)大塚部長とホットさんが同一人物なのもよくわかんないし(大塚部長は結婚したさあるけどホットさんの事は未だにちょっと怖い)山田くん可愛いしヤッティはエリート宇宙人だから多分山田くんよりお仕事ができるなとか楽しい…カンパニー全編ジャージのゆいゆいからのファニーちゃんはお衣装替えたくさんあってとても可愛い!

 

タカラヅカを見るようになってタカラヅカの楽しさを享受しつづけていてこの楽しさをちょっとでもおすそ分けしたいなと思いつつ自分が楽しければそれでいいので、何も伝わらなくても自己満足です。

頰ばってぃ〜おやつは次々やってくる〜も食べた。生クリーム多め!だけど下のチョコプリン?はあんまり甘くなくて美味しかったスイートハートさんのチョコは甘め。

f:id:a9azzzzz:20180419194507j:image

 

 最近のタカラヅカお気に入り音源が宇月さんのMoon Skip(上田久美子先生演出のディナーショー)

映像は見てないけれど唐突なレミゼパロが面白いし参加者全員男役さんばっかりで男子高校生のノリがすごく面白いんだけどでも全員女性なんだよなって我に帰るの面白い…

www.tca-pictures.net

タカラヅカってさあ、円盤出てない(スカステで放送はされている)ショーとかの音源でも配信で買えるんだよ!お手軽すぎる!タカラヅカプレイリスト作るだけでも色々捗るので楽しい、J−Pop, K-Pop, ミュージカル曲、もちろん作品の音源もあるし幅が広い…楽しい…

 

ぐるぐるBADDY

BADDYについて色々思った事、考えた事など。

最後にBADDYを見てから1ヶ月近く経つけれどあれこれの供給によってBADDYとは…みたいに実際見ている時より考える事が多くて単純に面白い!って脳直でBADDY!!BADDY!!って連呼したくなる単純な楽しさもありつつあれもしかしてあのシーンよく見ると?もしかしてこういう意味があるの?とじっくり考えてみたい事が多いのもこの作品の魅力かなと思っていてどこまでも楽しいのはすごく自分の好みにはまるからだなと思うのでとにかく楽しいBADDY楽しいあくまで”ショー”なんだと思いつつやっぱりお芝居みたいにいろいろ考えてしまうBADDY大好き!

 

性質=名前?

みんな名前が対になっているのが可愛い!グッディ・バッディ、ホット・クール、スパイシー・ファニー、ほかにカインド・ハッピーちゃんがいるらしい(これは対ではないけど)。そしてスイートハートとポッキー。みんなそれぞれ名前の通りの性格っぽくて可愛い!スパファニはバッディの膝枕権を競っているけど今のところファニーちゃん率が高い様な気がする。スパイシーちゃんはちょっとヤキモチ焼きっぽい。

ホット・クールさんのシンメ感は本当に堪らない…クールさんの王女との恋愛模様が展開されている側でホットさんは女性を弄んで捨てたり、クールさんを何してんだよ?訝しがってるのがとても良き…ここも"Buddy"なのが最高…(パスポート偽造でだいたい不真面目なホットさんとめちゃくちゃ几帳面なクールさんが組んでお仕事してるの見たい)

バッディのBuddyがスイートハート、グッディのBuddyがポッキーなのもグッディ・バッディの関係せいなのかな…?正反対の性質を持つもの同士と類似する性質を持つものの"Buddy"、バッディから見た”スイートハート”という存在かと思いきやお菓子みたいな名前だな〜と思うとやっぱりバッディに対してのスイートハート、グッディに対してのポッキーが対になる部分なのかなと…(スイートハート自体が恋人への愛称だけれども)

ピースフルプラネットの住人と月のバッディたちがちょうど背中合わせの関係になっているとそれはそれでとても面白いなーと思うけどそこまでくっきり表と裏みたいな関係性になっているのか…(考えすぎの可能性)

ポッキー | 【公式】グリコ

>>プリッツにチョコレートをかけ、手をよごさない「持つところがある」ポッキー

どうでも良いけどポッキーのイメージキャラクターがLDH系の人たちでポッキーの中の人はバーバリアン(LDH系の何かをイメージしているはず)と思ってわざとかなみたいな気持ちに

 

行き着く先は”天国”

冒頭のピースフルプラネットの生活を歌っているところで”人生の目標、それは天国に行く事”の歌詞があるようにピースフルプラネットには”天国”の概念が存在していて、バッディも”天国なんて〜行きたくない〜バアさんたち(ジイさんたち)の行くところだ〜ダサすぎる”っていう歌詞があるけどピースフルプラネットには寿命以外の死因がない…?バッディチームも悪事はするけど殺人とかそこまでの事はしなさそうだし、あまりにも平和ボケしたピースフルプラネットの世界には病気も存在しないのかもしれない(喫煙・飲酒だけでなく宗教戦争、受験戦争も核家族も禁止されている世界なので)

でもパレードは全員”天国”にいて羽根を背負ってるのが謎で、(宝塚のパレードしては不思議じゃないし、羽根を背負う必然性としても不思議じゃない)バッディは望まずにして天国に来てしまった、善行をしたものがだけが行き着く場所じゃなくて全員が行く場所=天国と捉えればいいのか、”天国”だと思っているだけで”天国ではない場所なのかなと…善も悪もない良い事も悪い事も認めて共存できる場所みたいな”概念”としての”天国”ピースフルプラネットが本当の意味での”平和”な世界になったのがあのパレードでの世界なのかな〜と思ったりもしくは悪い事をしたら”地獄”に墜ちるという認識自体がそもそも間違っているというか”地獄”なんて存在しないから死ねば天国に行く世界なのか、悪い事をしたら地獄に墜ちるというけれど善悪の判断なんて人間の裁量によるものだから何が”悪い事”なのかという世界なのかと思ったり、宇宙一悪党なのも天国では関係のない事だったりとか。

 

人生

BADDYを見ていて思うのはそれぞれのキャラクターの成長を通して見るとまるで人生のようだなと思えてきて、そして最後に行き着く先が”死”のような。

王子と王女で描かれる”幼児期”、悪い事は何も知らない、グッディが初めてバッディに惹かれる初めての恋(クールさんと王女の出会いもあるし)ポッキーが悪い事を覚える、グッディが初めて怒りを覚える、バッディたちに出会った事によってピースフルプラネットの住人たちが生の感情を覚えていく、というかどんどん”人間”らしく”自分”らしくなっていく様な話だなーと思っていてグッディの怒りのロケットに”自我”の芽生えみたいな事を感じてしまう。わたし、生きてる!と怒りを通して生を実感するのとか、ネガティブな感情を持つ事を恐れてはいけないとか、排除しなくてもいいとか、それが本当の正直な自分のあり方とか、そういう事についてぐっと惹かれてしまう。

 

個性 

キャラクターの個性というか作り込みが逸脱だなと思ってメインのキャラクターたちはもちろんみんな各々見せ場をしっかり持っていてメインのシーンを見ているとうっかり見逃したー!というところがたくさんあって基本設定はアテガキなんだろうなと思いつつアテガキよりももっと本人に近いところが出ているのかなと思ったり、アテガキは”パブリックイメージ”を脚本家・演出家が観客側が共有できるイメージとして提示するものだと思っているけれど、BADDYを見ているとアテガキよりももっと本人らしさを引き出しているのかなーとイメージを当てているのではなく”個性”とか”魅力”をどう引き出せるか、個々でどうやって見せるのか、演出として与えられる部分よりも1人1人がすごく考えているんだろうなーと思えて、そういうところがすごく魅力的に見える。それも全部演出です!だったら驚きだけど、お芝居ほとがっちがちな演出で固めてない気がして、演じる側でわりと自由に作ってるのかなと思ってる。

お芝居仕立てのショーではあるけれどショーとしての個人個人の作り込みによる本人らしさもちゃんとあるのかなと思えるところが格好いい。

タカラヅカは男役”らしさ”とか娘役”らしさ”みたいな与えられた役割を全うするというのも魅力で、そこもとても大事なんだろうけどBADDYに関してはそこの”らしさ”よりももっと本人”らしさ”が出ているのかなというのが本当に好き。娘役さんが格好良かったり、男役さんだけどただ格好いいだけじゃなかったりちょっとお茶目だったり可愛かったりというのが何より好きで、そこに”自分らしく”いていいじゃんという励まされる様な気持ちを感じて見れば見るほど元気もらえるのかなと思っている。

 

”らしさ”

バッディが名前の通りにBADな人間で悪事を犯す事を求められたり自分のアイデンティティを悪事を犯す事であったり"Be Free!"でやりたい事をやっているはずなのに”らしく”ある事を求められる事(地球に来てから変わってしまった、ヤキが回ってしまったと言われる事にショックを受ける)に皮肉が利いてるなとちょっと思ってしまって、誰かによって自分の価値観が変わったり変えられてしまう事もその人らしさなのかなと思うので(グッディ・ポッキーがパレードで歌う歌詞だったり、善行をするようになるスイートハートとか)最後まで染まらずにいようとするのもバッディだな〜と思いつつ天国はなんで禁煙なんだろうか…善も悪も受け入れたグッディなんだからと思うとあそこで”禁煙よ〜”っていう台詞は…?

 

”良い”と思われるものだけど尊重して”悪”と判断されるものを禁止するなんてつまらないよね〜、”良い子”でいたいけど”悪い事”がしたいと思う気持ちもあるよね〜みたいなすごく単純なところから”良い事”、”悪い事”の善悪の判断って誰がどうやって決めた事なのかと自分の頭で考えてみる事、既成概念を疑ってみよう!みたいな事を考えさえられるな〜と思うけどショーとしてはがっちり”タカラヅカ”の形式を踏まえているのがとても楽しい。型破りな様でいてすごく型を踏襲しているというか枠の中にいるのにすごく自由にはみ出している様に見える事とか。

ショーなんだからここまで考えてみる必要ないって、頭のネジいっぽんぶっ飛ばしてみるくらいがちょうどいいって気持ちとでもやっぱり張り巡らされた小ネタを隅から隅まで拾いたいみたいな矛盾する気持ちが芽生える事がこのショーの醍醐味というか本質的な部分なんじゃないかと…矛盾する人間のあり方…ここまでショーにはまった事がないので本当に初めて感じる楽しさですごく新鮮で楽しい!元気でる!

東京でもBADDY!!!!!!!するので早く悪い事がしたい