I was stage gazer

星を追う

グーテンバーク!ザ・ミュージカル!

もうすごく楽しかった!めっちゃ笑った。

原田さんの女性役が可愛い。

www.gutenberg-jp.com

 

グーテンバーグというミュージカルを作る2人の男がミュージカルのネタ見せ(のようなもの)をプロデューサー、お客さんに向けてやるという話。グーテンバークという作品を上演しながら、ちょこちょこ解説が入る。その解説のなかでミュージカルの構造みたいなのを説明したりとか(1幕終わりにこんな曲を持ってくるとか・2幕はお話を終わらせるためにあるとか・韓国ミュージカルは脚本が荒いとか)のミュージカルあるあるネタを入れてきたり、色んなミュージカルのパロディがあったり(CATSはわかったのだけど)この役を市◯正親さんにやって欲しい!(モノマネ)とかあって怒られるよ!みたいなやり取りとか、あくまで本番でなくてネタ見せ、の様な段階だから上演したいミュージカル(グーテンバーク)の役を2人で演じて見せないといけなくて役名の書かれた帽子を被る事で役を入れ替えて行って、本当にこの役の演じ分けが本当に凄かった。女性役も男性役も死んだ赤ん坊役もあって本当に贅沢で本当に豪華なお芝居だった。

ミュージカルあるあるネタも面白いし、それ以外でのコミカルな部分もあるし、肝心のグーテンバークは本当に何なんだこのストーリーは…感じの中身のなさ(でもそれもミュージカルっぽいなと思ったり)でも本当に10役以上(何役あるのか分からない)を一役一役丁寧に演じ分けられていたし、私が一番好きな役は美輪明宏だった(笑)原田さんの美輪明宏が好きで、唐突にでてくる美輪明宏。福井さんは一瞬躊躇いがあってからの美輪明宏だった(笑)邪悪な修道士という役が原田さんの本役らしいけどモデルが高校時代の化学の先生?で本当にこういう人がいたんだ!と笑ってしまうキャラの濃ゆさだった。

あとお気に入りはチャームソングと言われる物語の筋に全く関係ないけど出てくる面白い曲、ビスケットという曲で振りも可愛くてビスケットのCMソングの様で。でも本当にお話には関係ない(そのあと休憩中に客席でビスケット販売されてて結構売れていた販促効果!)

知り合いの方に連れて行って貰ったのだけどたくさん笑って曲も面白いし、お2人のお歌をすごい堪能して本当に贅沢で豪華だった。いやでも本当に演じる側は大変だと思う…本当に楽しかったしちょっと活版印刷の父と呼ばれるグーテンバークの話は勉強になる(?)キャラクターの人気投票があって邪悪な修道士が大人気だったのが笑ったけど見たら分かるあれは確かに人気ある…。とても面白かったから、連れて行ってもらって感謝した。