I was stage gazer

星を追う

もののふ白き虎、瞑る狼黒き鴨

ソルシエでしか拝見した事のない西田さんの作品を貸していただいたので見た。まとめてもふ虎、つむ鴨。

歴史をあんまり勉強して来なかったし、特に近現代史は弱いのでほとんど史実を知らないから解釈違いとかを起こす事なくそっかーっていう感覚で見た。何かひたすらエモい…

登場人物いっぱいいるのに人物描写が丁寧なのか一人一人のキャラがちゃんと立ってるなーってなるのはすごいと思った。一人一人主役にできそうなお話がちゃんとあるんだよなーってとこと殺陣がすごいねー殺陣。そこが見どころでもあるんだろうし。

辛うじて白虎隊だけについてだけは偏った知識があるから飯沼貞吉という名前を聞いた時点でだめです…!ってなる残された者が、生き残って覚えていてほしいと言われる者はその託された想いも、残ってしまった自分自身に対しての後悔とかいろんなものが辛い。でも覚えて誰かに伝えないといけない、忘れてはいけないし忘れられなくて語られる事によって生き続きて残っていくものが、残さないといけないという使命を負わされるの辛いエモい。

まあわかてはいゆうがたくさん出ている…ほとんど拝見した事がない方達ばかりだけどここまで揃えてスケジュール抑えるのすごいなーって感心してしまった2.5作品でもないのに。凄いな

あと言いたい事はイマジナリー近藤勇。土方さんは近藤さんの話しすぎでは?大好きだな?と思ったら大体公式設定のようなので納得しました。もふ虎でもつむ鴨でも出ないのに存在感の大きい近藤さん。何だか織田信長を思い出す、直接出てこないのに周囲の人たちに語られる事が多くてその存在が勝手にどんどん大きくなってくる、みたいなそんな人だな〜いつか近藤さんが出てくるお話も書かれるのでしょうか。

ほぼ全員死ぬ舞台ってなかなかないのでは。どっちの作品でも生き残って語る立場として残されてしまう斎藤さんがとても好きだなと思った、青木さんといえばプロフェッサーです(鎧武)

あと女の子出てくるのが!ヒロイン可愛い!

お話の緩急のつけ方がうまい、みたいな当たり前の事を思ってしまったし、こんなにエモい話をわかてはいゆうに演じさせるのもエモい。なんだその熱量の掛け合わせ方は、と思ってしまった。些細な事に引っかかってしまって作品自体を楽しめない事が多々あるんだけどそんな事はなく本当にうまく作られているなと思った。あとは好みの問題かな。基本的にひねくれてる人間だからこういうの好きでしょ!って王道で来られるとそうだね…ってなっちゃうから完全に好みの問題、こういうの好きな人は多いと思う。あと個人的にBGM?テーマソングからしてめっちゃエモい…ともすればちょっとダサい様な気もするんだけどそのちょっとダサい感じが合うのだろうな〜って。もふ虎は白虎隊を中心として、つむ鴨は戊辰戦争西南戦争を描いていてちょこっとつむ鴨でももふ虎と同時期のお話、あのお話の裏側〜みたいな感じで描かれるの凄くいいなと思った。

本当に人物描写すっげ!みんな主役級!泣かせるね〜!と思ったので気になる人はぜひ。私が勧めなくても見ると思うけどやっぱり斎藤一に肩入れしてしまうんだけど残された人間ってもうどうしていいか分かんないじゃんね。

ソルシエを拗らせているオタクゆえにソルシエ以外の西田さんの作品見たらソルシエの演出意図とかああいう形で作品をつくった事について何か分かるかな?という下心もあったんだけどひたすらにエモいという感想になったし、そういえばソルシエも十分にエモいのであった。原作は結構ひたすらに淡々としている、ような気がするのだけど舞台は大分エモショーナル。

感想を検索してみたら大分みなさんエモかったのでやっぱりこの作品を見るにははすに構えてないで同じくらいエモショーナルな気持ちを持ち合わせて見なきゃいけないんだなと思った…すみません…

まともな感想が書けなかった。