I was stage gazer

星を追う

絶望ではなく愛だと思う

 グランギニョル初日が明けてから色んな人の感想を読みつつ繭期の人たちと色んな考察しつつわいわい盛り上がっているのですが、

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 この作品を絶望しかないとは思えなくて、そこらへんの話をちょこっとしたくて。

副題:愛について

初日見たきりで見た人と色々感想投げあった結果なので大目に見てください。

グランギニョルからTRUMPへと繋がる未来を見れば確かに絶望でしかないかもしれないけど結局ダリちゃんはデリコ家を守れなかったしゲルハルトがした事も無意味だった。結局アンジェリコ様も死んでしまう。われしゅご!は誰も守れないんだよ!オズが予見したキキの遠い未来、マリーゴールドも決して幸せではなかったかもしれない。

でも結末は幸せではなかったかもしれないけどその過程はすごく愛に満ちていて、オズがキキの幸せを願う事がとても幸せだし、愛を感じる事が出来て良かったと思った。みんな愛してしまう繭期の症状を持つキキが愛されて幸せを願って貰えた事が幸せで。

いつ死んでしまうかわからないから名前をつけたくないって言っていたスーが生まれたばかりの息子に父親の名前でもある”ウル”(希望)ってつけた事はちゃんとウルを愛した、ダンピールの子供を生んだ事を後悔していない事だと思うし、それはフリーダとかダリちゃんの愛に触れた結果だと思うし、生まれ来なければ良かったんじゃないかって思うかもしれないって心配したわが子の幸せを願ってつけた名前が”ウル”だと思うからちゃんと生まれてきたわが子を愛せた結果で良かったと思った。いつ死ぬかわからないから名前をつけたくないって怖がっていたのにねと思うと

TRUMPで見るダリちゃんがすごく捻くれていてちゃんと息子たちの事を見ていてあげてほしいと思うくらい自分勝手な父親だと思ったけどグランギニョルで見るダリちゃんは不器用でちゃんと言葉に出来ないだけで息子たちの事をすごく愛していたんだなって感じてちゃんと伝えられてなくて、伝わってなくて悲しいと思うけど、ラファエロを厳格に育てたのはフリーダからの言葉をずっと覚えていたからでフリーダの願いを叶えてあげることがフリーダへの愛で、ウルを自分の息子の様に育てたのもスーへの愛を感じる。

結局ラファエロもウルもウルがまったくデリコ家との血のつながりがないと知らずにいたのだろうし、そうじゃないとウルがあんなに真っ向からダリちゃんに反抗する事さえ出来なかっただろうなというかそれはちゃんと愛された自覚があるから出来ることだと思うから愛されて育てられてウルは幸せだったと思った。愛された記憶がちゃんとあるってとっても幸せじゃないですか。ウルは幸せな子供だった。

ダリちゃんがウルをデリコ家と血のつながりがないものとして切り捨てる事も可能だったはずなのに、ウルの事を”デリコ家の秘密”として扱っていた事を思うとやっぱりダリちゃんの愛を感じて結末が絶望でも人の幸せを願う事とか愛するってすごく幸せで結末を知っていてもやっぱり希望があると思う。

ゲルハルトの愛は愛なんだけど方向性を間違えているというかちゃんと愛を与えられてなかったからちゃんと愛を与えることが出来ないと思うととても切ないいっその事、マリアのイニシアチブを掌握して記憶を消してアンジェリコ様をゲルハルトの本当の子供だと思わせる事も可能だっただろうし、マルコのイニシアチブも何とかしといたらよかったのにと思うんだけどそんな野蛮なことはしないのがお貴族様なのか・・・結局この人に掛けられていた呪いは解けなかったし、何ならアンジェリコ様は父親の愛されているのかどうか不安だったのかなと思ってしまった。だからこその”父上の様にならなくちゃ”愛されないと思ってしまったのか。アンジェリコ様がああなったのは”COCOON"でのラファエロとの決裂を経て、だそうなのでそこらへんを早く知りたい

マルコがスーに"ウル”って呼ばれた瞬間がTRUMPでソフィに”ウル”って呼びかけられ他瞬間が凄くデジャブ・・・ダミアンコピーだけどダミアンになりきれなかったウルはウルじゃないですか・・・スーへの愛は少なからずあるじゃないですか・・・あとマリアに対しての感情も決して”ダミアン”になりきれないウルを感じる結局悪いのは原初信仰というか”ダミアンコピー”を生み出す目的が結局グランギニョルのためだと思うと本当に無意味だなって・・・結局関係ない話になってしまった。次のギニョる日まで期間が開くから一度まとめておきたかっただけ。