I was stage gazer

星を追う

嘘を愛している

100記事目なので素敵っぽいタイトルをつけました中身は自分語りです。

お芝居を見に行くきっかけは、というよりなぜ見に行くのかとじっと考えてみた。

お芝居を見に行く≠推しを見に行く事ではないのでそれが=になればもっと楽かもしれないけど多分飽きちゃうなと思うのでゆるゆるとしたDD なのかお芝居が好きなのかよく分からないけどお芝居を観に行くことは楽しい。

元々"物語"というか虚構の世界に入り込む事が好きだから本を読んだり映画を見たりドラマを見たりする事ももちろん好きだしお芝居を観に行く事って結構大変なというか行動を起こさないといけないからたまに難しくて、モチベーションが上がらない時はドラマをよく見ている。

舞台の配信も見るけどやっぱりお芝居は生のものだなと思うくらいに魅力が半減しちゃう。あと映像で見るとすごくシビアに見ちゃうというか。劇場だと役者さんの熱に呑み込まれて多少の不足を補ってくれるしやっぱり人の訴えかける力というものの凄さを感じる。

お芝居を観に行くモチベーションが落ちても面白い芝居観るとやっぱり楽しい!ってなるし次から次へとあれ観たいこれ観たいっていう気持ちが湧いて、ふと何を面白いと思って観ているのか、何を観たいと思って観にいくのかなって改めて考えてこのインタビューを思い出した

spice.eplus.jp

改めて読んでもやっぱり凄く好きだなと思った。

この"嘘"をつくという表現が好きで、私は嘘を楽しみたくて、嘘を愛しているからお芝居を見にいくんだなと思った。

”誰か”を演じる事がそもそも嘘なんだけどお芝居に限ってはその"嘘"の部分が凄く大きいなと思う。あの劇場の空間に現実ではありえない時間、場所を作り出してその嘘を演じる側と観る側が共有出来なくちゃいけない。

確か田上真里奈さんが声優と役者の違いみたいな事を語っていてそれがすごく面白かった(ニコ動のチャンネルだったからアーカイブはチャンネル会員じゃないと見られないらしくて残念。)

その田上さんが言っていたのは声優は声で演技する作画はアニメーターさんとかスタッフさんが作ってくれる、役者は作画も担当する見せたい景色を役者が共有できてないと描けないみたいな話だった気がする…だからいっぱい話し合うみたいな事とか…そう見せたいし、そう見えているから見る側にと同じ景色が見えるんだ、見せてもらえるんだっていうのがすごく面白い話だったし役者さんが見えてないと表現できないというのも面白かった。作画を自分の身体で担当するも面白かったけど。

 お芝居には観る側も演じる側も想像力が必要でそれぞれで補うものがなければ成立しない。その客席まで巻き込んで初めて”お芝居”が成立するのも好きだし、役者さんが自身の身体を使ってその想像力の深さを見せてくれるのも好き。”見立て”の文化とか”そうである”事の前提があるというか。大人が子供を演じても違和感のない、むしろ子供に見えちゃうような、男性が女性役でも本当に女性に見えるとか。テレビや映画だとその嘘が成立しない部分があるなと思っていてより多くの人が観るからかもしれないし、嘘の部分がより少ないからかもしれない。リアルに作ったセットの上に誇張表現したものは似つかわしくないみたいな。

お芝居は誰かがここは野原だといえば野原になるし、18世紀だという事になれば時代も飛び越えてしまう。たとえ素の舞台でむき出しのコンクリートの壁が見えたとしてもそこに真っ青な空を観る事だって出来るし、そう”見えるように見せてくれる”のが何より好きなんだと思う。

推しはいなくてもお芝居は楽しい!むしろ初めて出会う役者さんがいる作品が面白いと推しが出ている好きな役者さんがいる作品を観るよりも満足度が高い。やっぱりお芝居は楽しい。

どこまでが本人としての振る舞いのなのか、どこからか演じている部分なのか、知らない役者さんの方がその境目が曖昧で本人と役の区別すらつかないようなのが好きだなと思っている。ずっと追っていると段々本人の部分を多く知ってしまって役として素直に楽しめなくなるんじゃないかと思ってしまう事が時々不安で、そこで嘘がうまくつけるのが役者さんだと思うけれど。本人じゃない部分を本人らしく見せる。上手い嘘を見せてくれるならどこまででも見届けたいと思ってるけど。

舞台でしか成立しない嘘が大好きなのと本人よりも演じている役を好きでいたいと思っていて、役を通して本人を観る方がいいとというか、舞台の上で見る姿が一番好きでいたいとか。舞台の上にしか存在しない人であって欲しい。

個人を好きになればなるほどいつか飽きてしまうとか不安がつきまとうからやっぱり舞台が楽しいから見に行っているというのが一番モチベーションを保ちやすいからこれからも面白いものを見に行きたい。面白いものにお金を払いたい。頑張ってチケットを取ろう。

100記事目なので至極個人的な話を書きました。あんまり個人的な事を書くのが好きじゃないと思ったから今後も観劇ブログという方針で頑張って続けていきたい!

好きな演出の話をしたくてたまらないのでスタミュミュの好きな演出ポイント〜スタミュミュDVDを見ながら〜を次回更新予定です。