I was stage gazer

星を追う

ひかりふる路についての個人的な解釈

宝塚大劇場公演千秋楽を前にして私はすでに楽日を迎えてしまったのただこねくり回してみるだけ、主に各人物について。とりあえずにわかに入れた史実での描かれ方もちょっと踏まえつつ

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ロベスピエール

史上初のテロリスト、恐怖政治(史実)

まあ随分とお姫様…(笑)ここまで庇護欲を掻き立てられるというかヒロインポジションなのはいくたせんせーの解釈…。圧倒的ヒロイン!!(言いたいだけ)

最後にフーシェがあれは本当にロベスピエールだったのか、っていう台詞の通りに途中から"ロベスピエール"という個人が見えなくなってしまう、革命そのものである”ロベスピエール”は革命の先に求められるもの(自由・平等・博愛)を与えられる人物でなければいけなかった、革命の"偶像"であり続けてしまった事が革命がうまくいかなかった事の原因なのでは、と思う。(ひかりふる路という作品の中で)

国王を処刑しても望んだ革命は達成されなかった、それどころか戦争が起きてしまう、望んでいなかった方に進んでしまった。理想のフランスを目指すために飢えも貧困も戦争も内乱も全てを解決しようとしたって多分それはロベスピエール以外でも無理なんだよね〜…

理想だけを見ているという話があるけれどそれ以上に”ロベスピエール”という革命の象徴である事が求め続けられる事が辛かった。後戻りできない、という台詞があって後悔してはいけないという存在で常に選択は正しくあらねばならない。

”正しさ”とはなにかって話になるけどそれは求められている事をするって事ではないのかと彼にとって。これから何をすればいい?ってサンジュストに尋ねる時にはもう何が何だかわからなくなっている事も。理想の果て何があったのかすらもう何も見えない。まあそういうところが好きです!あまりに幼い革命者だなというかロベピーに凄く少年味を感じる。革命者であるためには常に理想を掲げて突き進まねばならなかったのは分かる。為政者に向いていなかっただけという気がする。

ロベピーには美味しいご飯を食べさせたくてしょうがないのでダントンとの食事を粗末にするのやめてほしい。美味しいものいっぱい食べて自分の幸せを大事にして…。

 

マリー=アンヌ

圧倒的ちょろさ…(笑)いやでもそういうところが可愛いし良い子だなと思う…あまりにも可愛い暗殺者。マリー=アンヌ自体は史実には出てこないけどマラーを暗殺して暗殺の天使と呼ばれたシャルロット=コデーがイメージとしてあるのかな?と?ヒロインは暗殺の天使…ロベピーに会ってみて実際に思っていたような人物でなかったから殺せなかった、とか革命によってもたらされる事について決して悪いことばかりではないと新しい時代の行く末を見たいと思った柔軟性もある頭の良い子だと思うけど…

訴えても恐怖政治をやめてくれないロベピー→殺そうってなるのは…もともと暗殺しようとしてたけど…!思考回路が単純すぎて!!でも愛しているから殺せない馬鹿よね、っていうのは最高に可愛い。

比較として対比に見えるのはロラン夫人かな。人を使ってあれこれ謀略をする。マリー=アンヌはいつでも直球。世間知らず、みたいなところもあるんだろうなと思うけど。そんなマリー=アンヌに殺されかけるロベピの圧倒的ヒロイン感。

あとロラン夫人がお色気枠(?)なのに対して少女にも見える可憐さ…本当にロラン夫人アダルティー枠…。

 

ダントン

圧倒的リア恋枠…(笑)一人で悪役を引き受けようとするのやめてもらっていいですか??そのくせ友のピンチだ〜とかいって戻ってくるのやめてもらっていいですか??(好き)

革命家ではなく為政者としてはロベピよりもダントンの方が向いているのかなと思う。民衆から人気があったも分かる。なんでも喧嘩だ〜って言って片付けちゃう豪胆さと政治の為なら裏取引もしちゃう柔軟さというかそれが必要な事だってちゃんと分かってる。潔癖なロベピと対照的だなーと。ただ声がでかいだけだってジロンド派から評されるけどダントンにしか出来ない事ってやっぱりたくさんあって、ロベピーを止められるのはダントンだけだったんだけど…もう本当に好き…(リア恋)

ガキ大将っぽくもあるし兄貴でもある。ジャコバン派の反ロベピーたちからもからも一目置かれている。ロベピーの人としての幸せを本当に願っているところとかが本当にお兄ちゃん…好き…。理想だけではなり立たない、汚い部分を一手に引き受けようしてくれるところとか本当に”大人”だなとも思うロベピーは少年。

 

デムーラン

あまりに可愛くないですか???ふわふわで芯のあるところが本当に好き。でもあまりにも可愛くないですか???嫁(リュシル)大好きだね???嫁しっかり者でよかったね???議会に嫁呼んでるんだね???リュシルも革命家だったな?デムーランの歌う”友よ〜”は涙なしには聞けない…ロベピーを批判する新聞を出して印刷所のおやっさんが捕まってしまった時にサンジュストに思いっきり簡単に取り押さえられるところが好き。

ダントンロベピーデムーランの関係のなかでのいじられ役。ダントンが仲直りしたら3人で飯でも食おう!の時にリュシルちゃんがわたしたちは仲間はずれなの?って言った時にむーーーーっていうのが可愛すぎて本当に嫁が好きすぎるのでは???

史実ではリュシルとデムーランの子供の名付け親がロベピらしくて本当にここの関係が…あと作中でリュシルもダントン・デムーランと一緒に処刑されるけど史実ではデムーラン処刑後に処刑されるらしい。ダントンロベピーデムーランは三兄弟っていうのが凄く好きな関係…ぶつかりがちな2人をふわっと受けとめているんだなというイメージひかりふる路ではロベピーとダントンの関係が主軸として描かれているのが少し残念だけど。

 

サン=ジュスト

まあ言わずもがな天使なんですけど…革命の天使。死の天使長。(史実)

あまりに純粋。純粋なる狂気。純粋であるからこそ恐怖を覚える。ただまっすぐに理想を叶えるロベピーだけを見ていたい。ロベピーこそが革命。全肯定イエスマンってめちゃくちゃ怖いんだなという事を思い知らされました。全肯定イエスマンだから逆にロベピーがこれが本当に自分の意思でやっている事なのか迷うほどに全肯定。サン=ジュストの思い通りにロベピーを操るしているというか理想に見たロベピーでいてほしいというか。彼が革命そのものだと一声をあげるのがサン=ジュストであるし本当にそう思っているからゆえのあの感じ。

初めての演説で国王は味方か〜?国王は敵だ!と衝撃的で力強いインパクトを与える恐ろしい子…史実のサンジュストがもっとやばかったので本当に凄いなぁと…男装の麗人に間違われるくらいの見た目のよろしい方だったようでなるほどなー感が凄い。

サン=ジュストは”革命を栄光へと導く救世主”だと言うしダントンは”革命を新しい時代へと導いてきた同志”と言うのが対照的だな〜と思うんだけどダントンは同志としているのにサン=ジュストは”救世主”としている。

彼にとってロベピーは崇拝する存在であって彼の理想こそが実現されるべきもの。圧倒的同担拒否。解釈違いのダントンも受け入れられない過激派。ダントンもマリー=アンヌもロベピーの心を革命から惑わすものは全部敵…ジャコバンクラブでの若手議員たちと戯れる様子とか本当に若者らしくて可愛いのに…でも本当に美しく冷たい表情をするのが本当に最高です。ダントンが2人きりで食事をしよう〜って言った時に舌打ちのような吐き捨てる様な態度を取るのが本当に素直すぎて困る…最初からダントンは偽物だ〜って言うし一貫してるんだけど。

 

ロラン夫人

ジロンド派の女王。

た、谷間…お色気担当枠…胸元ががっつり空いてるドレスの時に注目すべきはその谷間(描いてる)中の人の事を考えてあまりに美しすぎる女性である事に頭がおいつかない………

タレーランを呼び寄せて作戦を立てさせている、から自分で動くというよりは誰かに頼るタイプなのかな〜ロラン氏にも女王の考えている事はよくわからないらしい。

史実でも放蕩な女性だったらしいけどダントンの事はあまり好きではなかったらしい…女性が議員になれない時代、にジロンド派の女王として君臨している恐ろしさ。

タレーランと絶対に大人の関係がある………絡みがえっちい……

直接的にロベピーと絡む事が全くない敵役というのも面白いな〜と思うつねに裏側にいる。史実ではきっと関わりあったと思うけども。ロナン夫人はロベピー狙って落とせなかったとか……

 

リュシル

嫁可愛い。ジョルジュを呼びましょう〜ってデムーランに助言したり、議会で傍聴していたり、女性革命家でもあったりする。本当につよくて可愛い。良い嫁。処刑の前に大胆に行こうぜ〜ってダントンとデムーランと歌う男気溢れる可愛いお嬢さん。史実ではデムーランと大恋愛を繰り広げているんだけどこの二人なら確かに、って思える説得力がある。本当可愛い(大事なことなので)

 

フーシェ

史実では風見鶏のフーシェと呼ばれている。

今一番史実が知りたいNo.1

ロベピーを姫呼ばわりするくらいはロベピーの事が実は好き(私調べ)

最後にあれは本当にロベスピエールだったのか、とショックを受けてしまうくらいにはロベピーの事が好き(私調べ)

好きな子に思うように優しくできない子なの???ガラの悪いジャコバン派、みたいなイメージもあるけどダントンには強く言えない、お酒飲んでうぇいうぇいしちゃう。しょっちゅう若い女の子に絡んでは怒られているのでおそらくモテない。お酒飲まないと女の子に声をかけられないタイプかな?頑張って(妄想です)

リヨンで娯楽代わりに処刑しちゃう。サン=ジュストからロベピーに対するポジティブな執着、なのに対して、フーシェは対照的にネガティブな執着、という感じがする。でもロベピーの事本当は好きなんでしょ??関心のない相手には執着はしないので…憧れを拗らせてロベピーの様にはなれないと知って執着しちゃうのかな…ううん史実のフーシェが気になる…俺はあいつ(ロベピー)に嫌われてるって言っちゃうとこ本当好きなんだけど多分ロベピーは博愛なので多分フーシェを嫌ってるのはサン=ジュスト

 

タレーラン

悪そう…!悪そうなおじさん…!悪役です〜という雰囲気。ジロンド派が一掃された時はどこかに身を隠していていよいよロベピーの恐怖政治に耐えきれなくなった反ロベピー派たちを集めて焚きつけるてクーデターを起こさせる裏の歴史改革者………はっきりとは表舞台には出てこないんだけど重要な役割を担っている…ロベピーの死後に表舞台に返り咲くのでしょうか?それも気になるなあ…生き残った者が時代を作る、はまさにそうなのでタレーランとかフーシェとかによってのちのロベスピエールのイメージ(恐怖政治、テロリスト)が形成されたんだろうかと思う…革命は終わらせる事ができなければその先にあるのは破滅だけだ〜とか何気に格言めいた台詞も多い民衆の心は変わりやすい〜とか。さすが激動の時代を生き抜いているだけの事はある。ロベピーの革命は人々の心を自由と平等と友愛に導いた〜って言うんだけどロベピーの目指した理想は自由・平等・博愛なので博愛の部分が”友愛”に改変されているのが気になるところ。きっとこれも意図があるんでしょうねえ…

ロラン夫人との関係について教えてほしい。(どうしても気になる)

 

ル・バ

内ポケットに何枚書類と手紙を仕込んでいるのか…伝達係で書類を用意する人…永久輝せあさんのお顔がお可愛らしい…(史実でのあれこれを知らないので完全に中の人を見ている)ダントンへのロラン夫人からの手紙もダントンの議員辞職のための書類も全部持っている…ある意味キーパーソン…ロベピーがいう”若い議員連中”の1人。サンジュストくんと仲が良い、顔が可愛い(大事な事なので)

 

オーギュスタン

ロベピーが孤児だって言うからオーギュスタンが兄さん!って言ってるの聞いてびっくりした…流石の弟くんもロベピ盲信教って感じ

 

シャルロット

孤児だって言うから(略)悪いお兄さんたちに絡まれる健気な妹…この兄弟美形ばっかりだ…!!!!

 

エレノワール

史実だとヒロインポジションなのにマリー=アンヌにヒロインポジを奪われて全く報われずに終わる…最初の頃はエレノワールが好きなんだって〜みたいな感じなのにね………

 

あとジャコバン派にもジロンド派にもお名前が分からない人たちがいるので史実を勉強します…。クートンとかかな…?

現実と理想とか神と悪魔とか対立を際立たせるというか対比というかロベピーを悪魔と言う人もいれば神だと言う人もいると言う話なのかな〜と。生き残ったものが時代を作るのだから、誰が悪いという訳でもなくそういう風に時代が変化して動いていったんだな〜とかフィクションではあるけど割と時代の流れを掴みやすかったと思う…。あとすごく史実を知りたくなった。

ロベピー・ダントン、ダントン・サン=ジュスト、マリー=アンヌ・ロラン夫人とかそれぞれが対照的に描かれているのかな〜?と考えると凄く面白いのでもうちょっとかみ砕けるともっと面白いのかなと…片手で余るくらい見てもまだまだ分からない事がいっぱいあるので…革命によって分断されてしまたまった人々とか理想を同じくしても同じ道を歩めない人たちとか本当まだまだこねくり回したい事がたくさんあるのでひかりふる路楽しいなーー!!!!!!

 

演出の好きだな〜と思うとこはストップモーション(マリー=アンヌが初めてロベピーに出会った時にロベスピエール!!!っていうとことロベピーが粛清されるべきは私だ〜で一瞬時間が止まるとこ)です。あの時の周囲の皆さんの動きが最高…。