I was stage gazer

星を追う

まとめてざっくり感想

 

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 見たものの感想を書いていきたいなーと随時増える(予定)

 

月雲の皇子

上田久美子先生の作品を星逢一夜→神々の土地と見てBADDYを挟み、月組のうえくみせんせー作品が見たいなと思って、見た中では一番この作品が好きかもしれない。

神話に基づいた兄弟の話で、穏やかで芸術を愛する兄(木梨軽皇子)と武芸に長け戦闘を好む弟(穴穂皇子)っていうこの組み合わせがまず良い、そして2人に愛される美しい血の繋がらない妹(衣通姫)この3人の関係性がエモい。兄弟は皇位を争い兄は弟側の策略に負けて、妹を助けるために島流しにそして闇堕ち。二幕からの闇堕ちがすごく良いので!闇堕ちが堪らない。たまきさんは爽やか少年漫画のヒーロー的なパブリックイメージなんだろうし実際1幕はそんな感じなんだけど2幕からの闇堕ちが!闇堕ちするとビジュアルもがらっと変わるのが視覚的にも楽しい!美味しい!あと衣通姫の咲妃さんの泣きの演技がめっちゃ良い…木梨軽皇子に穴穂皇子が攻めてくる事を伝えるシーンの切実さと兄弟どちらとも失いたくないっていう悲壮感と切実さが最高です。明るい話ではないけど結構救いのある終わり方でとても良かった…時代は生き残ったものが作る!!!!(©タレーラン

 

アリスの恋

BADDYでピースフルプラネットの王子(暁さん)がアリスの恋人のうさぎの衣装を着ていると気付けて見てて良かったアリスの恋人。とにかく乙女ゲー。疲れた社会人癒される。うた◯リでお馴染みの方が一部楽曲を担当されているらしいので本当に乙女ゲーです。

宝塚歌劇 × Elements Garden : 個人的Elements Garden楽曲まとめ

曲が可愛くて好き…!メインのルイス・キャロル×アリス以外にもマッドハッター×ドードー、ナイトメア×赤の女王のというルート(?)が存在するけどナイトメア×赤の女王のエピソード本当切なくてそれだけで1本お話が作れる。私の推しはマッドハッターです…チャラくて可愛い…不思議の国のアリス準拠なのでまずみんなビジュアルが可愛い…”アリスの恋人”なのでルイス・キャロルが僕を恋人にしてくれ!ってアリスに迫るところが本当に可愛い。なってくれではなく恋人にしてくれルイス・キャロルは多分年下男子の設定。(乙女ゲーだ)

 

かもめ

有名作品だけどお話自体も初めて見てあまりの救いのなさに落ち込んでしまった。映像だからいいけどこれ劇場で見たら劇場から家に帰れるか心配になる。実際見た人たちはどう思ったんだろうなと思ってしまった。お話の印象が強すぎて曲の印象とか全体的な感想が1度では残らなくて何度も見てしまったので多分すごく好きなんだと思う。なんかこうすごくじわっと嫌な感じのするお話だなと思ってしまうんだけどわかりやすい嫌な感じじゃなくてじわじわ。創作者の苦しみとか芸術家として生きる苦悩みたいな事を描いているのかなと思うけど私には全員自分が思うように生きている人たちが他人を傷つける事を恐れないで生きているお話だなと思う。他者に対して鈍感というか。自分の痛みにだけ敏感。ロシア人の人名を覚えるのが本当に困難だけれどコースチャは可愛い。コースチャはマザコンだし”ママ”っていうの最高にバブい。宝塚っぽくないなーと思うんだけどなんだかんだ言って好きなんだと思う(一周回って)

 

春の雪

明日海さんに学ランを着せるのとても美しい。ちょこっと出てくる本多のエピソートが汲み取れずに理解不足に陥ったのと、飯沼とみねのサイドストーリーに絡んでくる松枝侯爵におい…おい…ってなるんだけどそういう時代だしそういうお話だし…限られた一瞬の時がとても美しいみたいな滅びの美学というか刹那の幸福が美しい。清顕が本多に自分の日記帳をあげてくれって言い残すけど本当に本多はそれいる?本当に?ってなったのでこの物語の読み取り方が足りないのかなーと。とにかく美しいなーと思う。いくたせんせーの作るお話は全体的に全体の画面が暗いなーと思うんだけどその分照明の使い方がとても綺麗でやっぱり総じて美しいっていう感想になる。

 

伯爵令嬢

あやなぎしょーさんが本当に男役だった(ロラン夫人のイメージが強くて)リシャール本当美しいんですけど美しいな…少女漫画っぽい強引なお話の勧め方と個人的には絶対アランよりもリシャール派なのでコリンヌはなんでアランを選ぶの…?ってなってしまう。アランはちょっと強引なところが良いんでしょうか。じいやが可愛い。アランが幻想を見るシーンにひかりふる路を思い出して生田せんせーの演出だ!って感じが。

 

アル・カポネ

悪そうなでも悪くないのぞみさんだ…!1幕でフラグ立てた大学生が2幕でエリオットとして出てくるのびっくりしたし結構なメインキャラクターでおお!?ってなったのとアル・カポネが悪そうで悪くなくて愛されるのすごくよく分かる。格好良い。新聞少年のジャックがアル・カポネに助けられてからマフィアに憧れ悪の道に染まっていくのをあー!あーーーっ!て言いながら見てしまう。あーーーーっ!まなはるさんが少年だったりじいやだったりして面白いなぁ…

 

ME AND MY GIRL

月組花組月組でミーマイだけキャスト違いでたくさん見た。曲がいいなー!っていうのと破綻のないハッピーエンドだから好き。宝塚っぽい作品を見たいなと思ってイメージするのはこういう作品かもしれない。サリーの葛藤とかそれでも一途にサリーを”僕の女の子”って言い続けるビルが好き。マイガールってそういう意味なのね。あとマリアおばとジョン卿のお話が好き…ジョン卿めっちゃ可愛い。ジョン卿がサリーをビギンズ教授のところへ連れて行く、っていうけどビギンズ教授ってマイフェアレディのかって気づいて楽しくなってしまった。そんな小ネタが仕込まれているとは知らなかった。