I was stage gazer

星を追う

TENTH第3週 天使はこの森でバスを降りた

とうとうTENTHも第3週〜!クリエお祭り月間もそろそろ終盤という事で一足お先にマイ楽を迎えてきました。

 

天使はこの森でバスを降りた

有名な映画があるという事でハートフルなヒューマンドラマなんだろうなって泣かせにくるやつなんだろうな〜そういうの苦手なんだよね〜という先入観がめちゃくちゃあり…今回見るダイジェスト作品の中でも1番苦手なタイプの作品かもしれないなぁと思って蓋を開けて見たら凄く良かった…すぐ泣かせにくるお話だと決めつけてごめんなさい。ダイジェスト版で作品それぞれに作品の持つパワーを感じつつどうしてもダイジェストでやる事の難しさを感じてしまっていたけれどダイジェスト版の演出としても1番好きな作品でした。再演して。

shiningを歌う深い森の中がすごく美しくてクリエのサイズ感だから出来る演出で本当に良かった。

TENTHでダイジェスト版を上演した3作品がそれぞれ"家族"とか"マイノリティ"を扱った作品でクリエのホーム感とこういう作品はクリエででしか出来ないって言うこだわりを感じたので本当に再演を望む…

1番初めに行ったクリエはRENTの前に行っておこうと思って急に行った"SONG WRITTERS"だったり"RENT"で何度かお邪魔していたりここ2年観劇始めはクリエから〜なので思い出のいっぱいある劇場になっていて、シアタークリエ10周年おめでとうございます!最近お向かいの劇場に行く事も増えたのでまたシアタークリエにも気軽に来れちゃうね!の気持ちです。これからもクリエで見たいって思う作品がたくさんありますように〜!

 

2部

RENTとZANNAの週ですね!!RENTは歴代キャストのドリームキャスト感がある。上演当時には見られない組み合わせ。諸事情で(向かいの劇場に行く予定があって)ZANNAの1曲目を聞いて離脱せねばだったのでほとんどRENTコンみたいな感じで見てしまって…申し訳ない…。

藤岡ロジャーを初めて拝見したんだけどすごく意志の強い正しさのあるロジャーだなあという印象でとても新鮮だった。引きこもりなのか?という強さ、自分の意思で引きこもってるんだろうな…。言葉のアクセントの置き方の強さみたいなのも感じた。村井マークとの掛け合いのあるwhat you own もソニンミミとのぶつかり合うanother dayもジェニミミとのwith out you は本当に切なくて良かった…

本当に何にも代え難いくらいに村井さんのマーク、が存在としてすごく大きいなぁというのも感じて、きっとこの先村井マークを見られる事がないのかもしれないみたいな感傷的な気持ちになってしまったけれど、村井マークにもう1度会えて嬉しかった。これ以上観るとあの夏から帰って来られない気持ちになるくらい1度でも色んな感情が込み上げてきてしまったから私のTENTHは終わりました。

久しぶりに家族に会えて嬉しくてはしゃぐ弟(末っ子ではない)みたいな村井さんがめちゃくちゃ可愛いかった…RENTはファミリー。お姉ちゃんたちに遊んでもらいたそうだった(ジェニファーさんに無駄に絡む)

まだTENTH自体は31日まで上演があるので最後までクリエのお祭り騒ぎを出演される皆様も観劇される皆さんも楽しめますように〜!

幸あれ〜!(1週目の新納さんを2週目の伊礼さん、3週目の村井さんが引き継いでいるのが面白い)